ふらりと寄った本屋で立ち読みした雑誌に
先日レポート書いたばかりの哲学堂公園の話が
載っていた。荒俣先生解説である。
見開き2ページしかない記事だが、
これは買わねばなるまいて。
「日本妖怪大百科」という、オールカラーだが
たった32ページしかなく、読むところが少なそうなのに
600円もする雑誌なんですが。
個々の妖怪には深入りするとハマりそうなので
石燕と陰陽妖怪絵巻あたりで止めて、
それ以外はこれまで意識して避けてきたんですが。
仕方ない。
やむなく買うことに決めて走り読みする。
荒俣先生の話は相変わらず面白いなぁ。
そうか、こういう順路で辿るとストーリーができるのか
などと感心してると、なんと
哲学堂話は次号にも続いてることが判明する。
(創刊号、2号同時発売)
し、仕方ない。。
2冊で1200円もの損失だが、この運命には
逆らえない。
家に帰ってよく読んでみると、
この雑誌は創刊されたばかりの月刊誌のようだ。
そして10冊で完結だという。
んー、CMでよく聞く週刊デアノスティに構造が似てる。
創刊号は半額という振れこみで、それに釣られて
最初だけ買ってみたこともあるマニアックな週刊誌。
どれも100号近く続くので、結果的にうん十万とか
恐ろしい値段になっちゃう奴。
分割はいかんですよ。一括払いじゃないと実感わかずに
分不相応な買い物しちゃうから。
えーと、この妖怪大百科は10冊だから..600×10で6千円?
たかっ!
さすがに来月発売の3号に哲学堂は載ってないだろうから
この先大丈夫だとは思うのだけど、特集が天狗なんだって。
天狗、いいよね。
4号は七福神だって。七福神を妖怪として見なすセンスに
共感するな。
う、まずい。。。
極め付きは全10巻収納可能なオリジナルバインダー。
バインダーだけじゃなく、それにオマケがついてくるの。
実物大カラーの「百種怪談妖物双六」。
ますます、まずい。。。
詳しいことはココに。ダメダメ、罠にはまりそうな人は
見ないほうがいいです。
追記
「百種怪談妖物双六」は、京極さんの「前巷説百物語」
(単行本)の初版、カバー裏に印刷されてるんだって。
確かウチでも買ったはず。あれ、初版だったっけかなー。
我が家の本置き場は、本棚から溢れ出て山積みされた本の
墓場となっていて、掘り出すのが大変。
やむなく読みたい本は、持ってるはずなのに図書館から
借りてくるというマヌケぶりなのです。
2007年10月29日月曜日
妖怪大百科の罠
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