2007年11月23日金曜日

長安寺

箱根は仙石原交差点そばの
長安寺に行ってきました。
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紅葉が盛りです。
場所はこの辺。

拝観料無料、駐車場20台の
アクセスしやすいお寺で、
通称五百羅漢(実際は250体ぐらい)の
超個性的で生き生きとした石仏が有名。

山門にはフィギュアちっくな風神、雷神(?)が。
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山門足元には怪物っぽい蛙が。
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水場には怪獣っぽいドラゴンヘッドが。
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漆喰壁には小さな観音様がぽつんといたりします。
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境内に入ると、
いきなり陽気な顔して柿をすすめられたり
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どっかで見たことある落語家さんに遭遇したり
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吉田戦車のキャラちっくな、
思いつめたお地蔵さんにのけぞったりします。
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季節柄、落ち葉を集めて焚き火したら
大事な物でも一緒に焼いちゃったんですかね。
焚き火にあたりながら「あーあ」と大口開けてる人。
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仏を腹に宿す羅漢。
内臓仏

観音を胸中に含む羅漢もいます。
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龍の化身のような羅漢もいて、
玉を掴んだ龍の爪を胸に持ち、
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側面をみると背びれのようなものが
彫刻されてる羅漢さんもおりました。
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仔ウサギを嬉しそうに抱えてる羅漢さま
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境内から奥へと向かうと裏山の斜面地帯があり、
そこには羅漢さまたちが思い思いに佇んでおりました。
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バカボンのパパ似羅漢。
膝小僧出して入浴中のようです。
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しゃっちょこばったお辞儀
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紅葉に埋もれながら困ってます
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飛んでます。現代美術の構図のようです。
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実際、地上から数十センチ浮かんでる。
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ここから先は立ち入り禁止!
と、体を張って闖入者を拒む。
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 落ち葉の布団が嬉しそう。
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あれ?!首無しかな、と思ったものの
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真上から見てみると
てっぺんにふっくらとした顔がありました。
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親子で茫然自失してるように見える二人
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途中に、茅葺屋根を片手で支えている
手長仙人がおりました
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DVD ブラボー @王様のブランチ
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鯛を大事そうに抱えている
鯛
ピグミー羅漢様
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諸星ちっくな羅漢
猿羅漢
機嫌良く天を仰ぐ羅漢様
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苔かぶり羅漢様。
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寺内で一番テンション高かったお人。
HeroesのヒロがNYに着いたときの
「やったぁー!」 ポーズみたい。
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鳥居と小さな祠が二つありまして
祠の中の水神様と
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人なつっこそうな龍に乗る
水神様も。
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鯰に跨って池で遊ぶこの童子が
一番かわいかった。
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見事な紅葉
紅葉1

私好みの変な石仏がいっぱいで
とっても楽しめたお寺でした。
他の羅漢さまを撮った百枚ほどの画像を
flickrのココに置いてあります。

2007年11月15日木曜日

富士屋ホテル

9月に、クラッシックホテルの有名どころ、
箱根の富士屋ホテルを見学してきました。
和洋折衷の近代建築で、鳥獣彫刻で一杯。

屋根に載ってる獅子や龍
富士屋らいおん
富士屋尖塔

館内に掛かっている赤い欄干には登り龍と降り龍
富士屋登り龍
富士屋下り龍

白い孔雀もいる
富士屋ホテル孔雀

猿と蛇だっている
富士屋猿と蛇

この鶏なんてトリックアート
富士屋鶏
鶏本体は立体的な彫刻だけど、尾の部分は
柱に描かれた絵なのです。
一定の角度から見ないとつながらない尾。

ひょうたん柱には蝶や鳥も彫られてる。
富士屋ひょうたん柱

マジックルームにあった、暖炉の鶴と亀の意匠。
富士屋majicroom暖炉
亀は、耳と尾をつけた想像上の亀である縁起の良い蓑亀形

渡り廊下の処の池にいた鬼。
富士屋池鬼
半身が水に浸かって妙にリアル。

メインダイニングの天井には636種類の高山植物が描かれ
富士屋天井

507羽の鳥 238匹の蝶 十二支を中心とした動物彫刻がぎっしり
富士屋天井2

柱の根元にある睨み柱
富士屋初代の睨み柱
鋭い目つきで従業員を監督している、二代目山口正造とも言われている。

富士屋の基礎を作ったとされる山口正造は、
昭和25年頃、万国髭倶楽部を開設した。
倶楽部員の写真。
富士屋鬚倶楽部
この髭倶楽部の入会条件は最低5センチ以上の髭があること。
中央、左から3番目の人物が、山口正造です。
アメリカ、イギリス、ドイツ、チェコスロバキア、インド、インドネシア、
タイなどに部員がいたそうな。
当時を偲ばせる素敵マンガ

午後4時から園内見学会が開かれてるそう。
一げんさんには行きにくい、奥深いスポットへ
案内してくれるのでしょうか。
一度は参加してみたい。

近くにある骨董屋・芝商店のドラゴンオブジェ。
のたくってます。
芝商店

川辺光栄堂のブリキ缶に入ったレトロなお菓子
鑛泉煎餅も気になります。